盛らないのにきれい。2026年の顔づくり

引き算メイクは逃げではなく更新
一月末は一年で最もメイクが重くなりがちな時期。乾燥を恐れて重ねた下地やファンデーションが、いつの間にか肌の疲れとして表面化してくる頃です。だからこそ今必要なのは足すことではなく、一度立ち止まって引くこと。引き算メイクは手抜きではなく、今の肌に合わせた更新作業なのです。
塗りすぎが老け見えを招く理由
カバー力を求めるほど、粉や膜は厚くなり、光は不自然に反射します。するとシワや毛穴はかえって強調され、表情まで硬く見えてしまう。冬の終わりに顔が疲れて見える原因の多くは、この厚みの積み重ね。引き算メイクは、その違和感を取り除くための最短ルートです。
ベースメイクは守る発想へ
完璧に隠すより、崩れないことを優先する。それが今のベースメイクの正解です。下地は薄く均一に、ファンデーションは必要な部分だけ。肌そのものをきれいに見せようとするより、肌を疲れさせないことを第一に考えることで、結果的に透明感は戻ってきます。
眉と血色があれば顔は成立する
メイクを削っていくと最後に残るのは眉と血色。ここさえ整っていれば、人の印象は驚くほど安定します。眉は描きすぎず輪郭を整える意識で、血色はチークやリップを薄く仕込むだけ。盛らなくてもきちんと感は十分に伝わります。
引き算はスキンケアとセットで考える
メイクを減らすと肌状態がそのまま表に出ます。だからこそスキンケアは守りを重視して。保湿を丁寧に、刺激を減らす。それだけでファンデーションに頼らなくても済む肌に近づいていきます。引き算メイクは肌づくりの延長線上にあります。
頑張らない顔が今風の気分
完璧に作り込んだ顔より、少し余白のある顔のほうが今の空気には合っている。力を抜いたメイクは、表情を柔らかく見せ、気持ちまで軽くしてくれます。頑張らないことがきれいにつながる感覚を、この時期に一度体感してみてください。
減らした分だけきれいは残る
引き算メイクは失うことではありません。不要なものを手放して、本当に必要な美しさだけを残す選択です。一月末はその見直しに最適なタイミング。メイクを減らした先にあるのは、素の自分に少し自信が持てる顔。その軽さを、次の季節へ連れていきましょう。